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2005年05月21日

Trash Can Sinatras@渋谷クアトロ


渋谷駅ハチ公口近くの交番で道を尋ねたことは初めてだった。ファミリーマートでチケットを発券しなければならない。Trash Can Sinatrasのライブのチケットを紙で発見しなければいけない。道玄坂を登り、ファミマを見つけた。無事に発見できた。18:20頃だったかな。久しぶりのクアトロで心が躍る。2,3年前にキリンジを見たのが最後だったと思う。

エレベーターを5Fまで上がる。エントランスを抜けて、ロッカーに荷物を預けて、そして6Fに上がる。もう結構な人がいる。オロナミンCビールを飲んで、健気だが退屈な前座をやり過ごしてひたすら彼らが来るのを待つ。

ちょっと前に会社からメールが入っており、上海の連中が仕事で拙いことをやったことを知る。かなり頭に来ていた。どうして今までがんばってきたことを適当にすませようとするのか。とにかく仕事のやり方が甘く、俺は頭に来た。おまけに仕事で結構ずっと一緒にやってきた後輩が会社をやめてベンチャー企業に行くことになったことを知った。俺はと言えば、年齢以上に過大評価されていることがプレッシャーになっていて、精神的にもきついことが多くなってきた。そんなことが積み重なってちょっとしんどい。


美しいギターの音色だった。ボーカルの声は俺が今まで聞いたいかなるボーカルよりも素晴らしかった。お世辞じゃなく。彼の声を聴く。ハモるコーラスを聴く。泣きそうになる。目の端から涙がこぼれそうになる。あんなに美しいボーカル、ギターの音色、ベースが形成する雰囲気、とにかく綺麗で、心に響いてくる。こんなに素晴らしい時間が他にあるのだろうか。みんなが音の中で漂っている、みんなが感動している。終わらないで欲しい。アンコールが終わってもずっ鳴りやまない拍手。言葉で上手く表現できないけど、幸せだった。とにかく幸せだった。あんな時間がずっと続いてくれればいいのに。サンキュー、グラスゴー!と誰かが言った。臭いことを言いやがってふざけるなよと。しかし今思うとなかなか素晴らしい言葉だった。サンキューグラスゴー、サンキュートラキャン。シンプルであること、そして圧倒的であること、すべてがそこにあった。

はねてから、台湾料理屋の麗郷でご飯を食べて、ブリティッシュパブ(元NOISE、今の名前は忘れた)で飲み直して解散。その間もずっと美しいメロディの余韻があって、俺は心がどこかにいってしまった。色んなことを思い出した。そのころ大事にしていたものに触れて、何か大切なことを思い出した。よかった。

投稿者 hideo : 2005年05月21日 01:12

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コメント

ものすごい人ごみでしたね。
6年前の大阪公演では、フランクは歌ってるうちに酔ってるようにくるくる回り始めて、倒れちゃったそうで、それを見てた友人が「また倒れるんちゃうか。」とどきどきしてたそうです(笑。

バンドを始めて20年近くものあいだ、紆余曲折あったでしょうけど、ずっと続けていてくれて、またこうして日本まで来てくれてありがとうと言いたいです。
オフィシャルのメンバー宛にメールを送ることにします。

投稿者 PINA : 2005年05月22日 21:20

うちは、彼らのおかげでサマソニに行くことを(ほぼ)決めました。続けることはつまらないことだとか思ってましたが、続けることは素晴らしい。こんなこと言うようになったのはオヤジになったからですね。

投稿者 hideo : 2005年05月23日 00:04

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